神戸市東灘区の小児科・アレルギー科ならばやしこどものアレルギークリニック

神戸市東灘区本山中町4丁目13番15号ご相談 078-412-7925

NAC隊長のソロ活動

受診シミュレーション

休診日の朝はランニングしています。

先日、とても快調に走れたので、「もう少し走ろう」と思って距離を伸ばした矢先、突然躓いて転んでしまいました。

両手をアスファルトについたものの、走っていた勢いがあってそのままスライドしてしまい、両手、体、太ももに擦り傷ができました。

特に右の手のひらの傷は深く、ちょっとびっくりしてしまうほど流血がありました。

顔も地面に打ったので、擦り傷こそできませんでしたが内出血してみるみる腫れてきました。なんだか頭も痛くなってきて、全身だるくなってきました。

休んだら治るだろうと思ったのですが、せっかくの機会だから、神戸市で休日に医療機関を受診するとなるとどうなるのか体験してみようと思い、まずは電話相談しました。

#8000にかけると、しばらく待たされたのちにようやくつながり、女性の声で「お子さんはどんなご様子でしょう?」。

え?お子さん?

しまった!#8000はこどもの救急相談でした(笑)。

気を取り直して#7119にかけると今度はすぐにつながり、男性の声で「救急車のご依頼ですか?」。

ケガをして、受診できる医療機関を探していると伝えると、昨夜からの救急当番病院は朝9時までで、すでに受付は終了しているとのことでした。電話を掛けたのは午前8時半です。

さらに、「本日の救急当番病院はありません」と(!)。

本日診てもらえるのは神戸市立医療センター中央市民病院の救急しかない、ということでした。

当院では入院が必要なお子さんには中央市民病院を受診してもらうことが多く、移動手段が公共交通機関しかない方の場合、タクシーの利用をお勧めしています。

このときのタクシー代っていくらぐらいかかるのか知っておきたかったのと、体がだるくてしんどかった(NAC隊長は痛みにとても弱いのです・・・)のがあり、病院までタクシーを利用しました。自宅から4000円ほどかかったので、クリニックからだと5000円くらいかかることになるでしょう。

その後は無事に診察を受け、応急処置をしていただき、そのころには体のだるさも治まっていたので公共交通機関を利用して帰りました。

休日の急なケガで受診すると、こういう手順になります。

結局この日は手を使えなくなってしまったので、予定していたスケジュールはすべてキャンセルすることになってしまいました。

休みの日は、ケガなく安全に過ごしたいものですね。

 

reiwa new vision

東灘区医師会で新たに結成された委員会の一員に選んでいただき、このほど初めての会合に参加しました。

この委員会は、東灘区医師会を今よりもっといいものにしようという趣旨で編成された会で、集まった先生方は東灘区をこよなく愛している方ばかりでした。

一般の方には「医師会って何?」という感じでしょう。

実はNAC隊長もそんな感じ(笑)。

ご自身が受診されることが多いクリニックが医師会に入っているか入っていないかなんて、みなさんにはもしかしたらどうでもいいことかもしれません。

この委員会は、医師にとって医師会に入るメリットがもっと伝わるようにしようという目的があります。それはいずれ受診者の皆さんにも伝わるものとなっていくことでしょう。

医師会員であるにもかかわらず医師会のことをよくわかっていないNAC隊長が今回の会合で発言することはありませんでしたが、他の先生方のご意見を拝聴して、「なるほど」と思うことしきり。

これは面白い委員会になりそうです。

ということで、しばらく毎月第4火曜日はこの委員会に出席するため、診察終了時間が18時30分となります。

ご理解ください。

園医活動第2弾

先日、今年度から園医をすることになったAこども園で健診を行いました。

ここはNACからいちばん近いこともあり、顔なじみのこどもが多数在籍しています。

普段クリニックで見るこどもの様子と違った面が見られるかな?と思ったのですが、あまり違いはありませんでした。これは、NACが目指す「親御さんとこどもたちにとって居心地のいい空間」作りが成功している証でしょうか?(自画自賛)

今回は2時間で160人、ひとりひとりに挨拶をして楽しく診察しました。

やっぱり、子どもの健康に関われる仕事は素晴らしいです。

お昼休憩を挟んで午後はおなじこども園で、新しく着任された先生方を対象に食物アレルギーの講演を行いました。これも園医活動の一環です。

食物アレルギーのあるこどもが園で症状が出てしまったとき、どう対応するか。こういう講演ではアドレナリン自己注射薬(エピペン)の使い方の説明を必ず求められますが、これを使えるのは体重が15kg以上あるこどもです。

体重が15kgに達するのは何歳くらいでしょうか?

こども園に在籍するこどもの大半は15kgに達していません。そんなこども達に症状が出たときにどう対応するか?

このあたりを中心にお話ししました。みなさん熱心に聴いてくださいました。先生方がこれだけ熱心だと安心してお子さんを預けられますね。

 

兵庫県舌下免疫療法ハンズオンセミナー

スギが原因の季節性、ダニが原因の通年性。アレルギー性鼻炎の話です。

NACでは、スギまたはダニが原因のアレルギー性鼻炎の根治が期待できる舌下免疫療法を実施しています。

昨年スギの舌下免疫療法を始めたお子さん(親御さんもいます)の多くが「今年の春はとっても楽だった」と言ってくれています。

そんな舌下免疫療法をまだ実施していない施設の先生方を対象にしたセミナーで、神戸市立医療センター中央市民病院小児科の岡藤先生と兵庫県立こども病院アレルギー科の田中先生といっしょに講師をしてきました。

参加されたほとんどの先生方に「自分も始めよう」という気持ちになっていただき、講師冥利に尽きるセミナーとなりました。

休みの日に、ときどきこんな活動をしています。それじゃあ休みになってない?

いえいえ、普段の仕事と違うことをする、という点で十分リフレッシュになるんですよ(笑)。

成型肉にご注意!

マクドナルドの東京ローストビーフバーガー。

この商品の広告ではローストビーフの塊を包丁でスライスする写真が使われています。

これが“優良誤認広告”にあたるとして消費者庁によって景品表示法違反とみなされました。

なぜって?

実際に使われている肉は、かたまり肉をスライスしたものではなく、端切れ肉を集めて結着剤でくっつけた肉だったからです。

この手法は、レストランなどで供給されるサイコロステーキで以前から使われています。

味は普通の肉とあまり変わらないので、一般的には食べても区別はつかないでしょう。

問題なのは、この『結着剤』に乳タンパクであるカゼインが含まれていることです。

この商品を微量の牛乳の摂取で症状が出てしまう牛乳アレルギーがある子どもが食べるとどうなるか?

アレルギー症状が出ます。

場合によってはアナフィラキシーという重い症状が出ることがあります。

マクドナルドほどの大きな有名企業が、消費者の目が肥えたこの時代に、未だにこのような優良誤認広告を出していることはとても残念な驚きです。

「消費者に誤解を与えるような表現があった」と弁明していますが、これは「誤解」ではなく「虚偽」でしょう。

それにしてもこの事件、どうして発覚したのでしょう?