神戸市東灘区の小児科・アレルギー科ならばやしこどものアレルギークリニック

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NAC隊長のソロ活動SOLO WORK

アレルギー対応のホットケーキ

台風が近づく中、先日農協で見つけた「米粉のホットケーキミックス」を使ってホットケーキを焼いてみました。

レシピでは卵と牛乳を使うのだけど、どうせならってことで、卵はエッグセパレーターとキッチンペーパーで処理した卵黄、牛乳の代わりに豆乳を使って作りました。

卵白を使わない分、水も足しています。

ティファールのフライパンで焼いたせい?か、ホットケーキの魅力を引き立てる“焼き目”が付かず、おまけに裏表間違えてゴツゴツした面にハチミツ塗ってしまった・・・。

果たしてお味は・・・美~味い‼

普通のホットケーキと変わらない味と食感。

味に厳しい妻も納得の美味しさでした。

結構大きいものが出来てしまったのですが、ペロリと行けちゃいました(笑)。

ウルトラマンティガ

最近は真面目な投稿しかしていなかったので、久しぶりに趣味のお話。

9月10日、中秋の名月の夜、NHK BSで『発表! 全ウルトラマン大投票』という番組が放送されました。

物心ついたときからウルトラファンのNAC隊長ですので、事前の投票を済ませてこの放送を楽しみにしていました。

果たして、ウルトラマン人気投票第1位は!?

ご覧になった方がいるかどうかわかりませんが、第1位はティガでした。ウルトラマンティガ。

1996年、「平成ウルトラシリーズ第1作」として放送されたこの作品はNAC隊長にとっても思い出深い作品です。

ヒーローであるウルトラマンのデザインだけで言ったら初代ウルトラマンの過不足ないシンプルさが随一なのですが、ストーリーを含めた「作品」として『ウルトラマンティガ』が数あるウルトラマンの中から第1位に選ばれたのは納得の結果です。

それほど『ウルトラマンティガ』という作品は素晴らしいのです。特に48話あたりから最終話に至るまでの話がそれはそれはもう・・・。

いまだにストーリーの一部をみただけで涙が出そうになります。

そう、ウルトラマンシリーズの中でNAC隊長が初めて感動して泣いてしまったのが『ウルトラマンティガ』なのです。

ネタばれになってしまいますが、最終話で世界中の子どもたちから届けられた“光”によって復活するティガをリアルタイムで見た多くの子供たち(今は30代の大人になっているでしょう)が「自分もティガになれた」と感じたことでしょう。当時すでに大きな子どもだったNAC隊長もそう感じた一人です(笑)。

このNHKの放送を見ただけで、最終話を思い出して泣いてしまいました。それほどのインパクトのある作品です。

Blu-ray BOXが出ていますし、今は「円谷イマジネーション」というサイトで見ることもできます。現代のこどもたちにも(大人にも?)一見の価値ありです。

エピペンは”お守り”じゃない!!⑥

早めの対応をするには、慣れるしかない。

なんて言ってしまうと身も蓋もありません。第一、エピペンを使わなければいけないような状況を何度も経験するなんて、お子さんにしてみれば地獄です。

ではどうするか?

親御さんであれ本人であれ「もうちょっと待てるかな」と思ったタイミングが実はエピペンの使い時です。

前回お伝えした⑬の症状が出てからでは遅すぎます。

勤務医時代のNAC隊長が「もうちょっと待てるかな」と思っていた状況は、実際に日常生活で起こった場合には「もう待てない(待たない方がいい)」状況だったのです。

「もうちょっと待てるかな」がエピペンの使い時。

エピペンを“お守り”だと思っていたら、いつまで経っても危険と隣り合わせです(それじゃ“お守り”になってない)。

エピペンを親御さんやお子さんにとって本当の“お守り”にするにはエピペンをきちんと使えるようになることです。

あれ?

“お守り”じゃない!!って話だったのに・・・?

お後がよろしいようで(笑)。

 

エピペンは”お守り”じゃない!!⑤

製薬会社VIATRISのホームページには、「エピペンを使用するタイミング」として以下の13症状が挙げられています。

 

消化器の症状:①繰り返し吐き続ける ②持続する強い(がまんできない)お腹の痛み

呼吸器の症状:③のどや胸が締め付けられる ④持続する強い咳き込み ⑤声がかすれる ⑥ゼーゼーする呼吸 ⑦犬が吠えるような咳 ⑧息がしにくい

全身の症状:⑨唇や爪が青白い ⑩意識がもうろうとしている ⑪脈を触れにくい・不規則 ⑫ぐったりしている ⑬尿や便を漏らす

 

確かに、この13の症状は重篤です。すぐにエピペンを使わなければいけない状況です。

でも実際は、ここまで症状が進んでしまうとエピペンを一回使っただけでは改善しないことがあります。

だからこそ、早めの対応が重要なのです。

でも、そのタイミング、どうやって見極めるのでしょう?

 

エピペンは”お守り”じゃない!!④

要するに、エピペンを“お守り”と考えている人はエピペンの効果がわかっていないのです。

とは言え、使ったことがない人に効果が分かろうはずもありません。

正直に打ち明けますが、NAC隊長だって、エピペン(アドレナリン)の効果をはっきりと実感し、適切に使えるようになったのは開業してからです。

勤務医時代は、お子さんが強いアナフィラキシーを生じても自分をサポートしてくれる医師や看護師が複数いたので、「まだアドレナリンを使わなくてもなんとかなりそうだ」と思えたのです。いざとなればそのまま入院して治療することだって出来たからです。

でも、開業してからは、医師は自分ひとり、看護師も2~3人(それでもいてくれるだけでとても心強いです)。

「これ以上悪くなったら、ここでは対応できない」という状況が見えるからこそ、勤務医時代に比べて早めの対応が出来るようになりました。

結局、その感覚が、医療者でない親御さんやお子さん本人がエピペンを使うべきタイミングと一致していたのです。

そう、早めの対応がキーワードなのです。