神戸市東灘区の小児科・アレルギー科ならばやしこどものアレルギークリニック

神戸市東灘区本山中町4丁目13番15号ご相談 078-412-7925

ならばやしこどもアレルギークリニックよりお知らせ

ホームページをマイナーチェンジしました

これまで、クリニックの休診日などの情報とNAC隊長の個人的なお知らせが混在していました。そのために予定外の休診日などの重要なお知らせが埋もれてしまいがちでした。

そこで、この度、「お知らせ」を独立させて、ページの目立ちやすい場所に移動させました。これにともない新たにNAC隊長の院外活動をお知らせする「NAC隊長のソロ活動」を立ち上げました。みなさんの役に立つ情報を発信できるようがんばりますね。

新年の挨拶に代えて

明けましておめでとうございます。

NACは1月4日から診療開始しています。

昨今、食物アレルギーがあるこどもが増えています。「アレルギーを診る」というとき、食物アレルギーを診ないわけにはいきません。

食物アレルギーを正確に診断し、また、食べられるようになったかどうか確認するためには、原因食材を実際に食べて反応を見る食物経口負荷試験が欠かせません。

NACでは開院以来、この食物経口負荷試験を実施しています。2018年はのべ176人の負荷試験を行いました。そのうち38人で症状が出るのを確認しました。

食物アレルギーでは、アナフィラキシーという重い症状が出ることがあるのですが、特に重いときにはアドレナリンという薬を使用しなければなりません。

2018年にアドレナリンを使用したのは38人中1人だけでした。

2018年は開院1年目から2年目にまたがった1年で、アドレナリンを使用したのは開院1年目の時期でした。わたしたちはこのお子さんから多くを学び、以後はなるべく重い症状を起こさない負荷試験を目指すようになりました。重い症状が出てしまうと、親御さんは食べさせることへの不安が強くなり、お子さんは食べることを怖がるようになってしまうからです。

でもこれはなかなか難しいことです。これまでの経過や検査結果とNAC隊長の経験から、慎重に食べてもらう量を決定しています。

2019年は食物経口負荷試験の実施数が200を超えると予想しています。

症状が出るかもしれないものを食べさせる検査なのに、「安全」を謳うのは矛盾しているように感じられるかもしれませんが、わたしたちは「安全な負荷試験」を目指してがんばります。

これを新年の挨拶に代えさせていただきます。

 

NAC隊長のソロ活動

休診日に時々ソロ活動をしています。

12月5日は兵庫県の西の果てにある上郡でアレルギーの講演会を行いました。

兵庫県教育委員会が行っている『学校における現代的な健康課題解決支援事業』の一環です。このプロジェクトに参加させてもらってもう4年になります。

神戸市内の数人のアレルギー専門医で手分けして、広い兵庫県内の各地の教育委員会で児童生徒のアレルギー疾患への対応方法について講演しています。

今回は、このプロジェクトで初めて、高校の先生方を対象にお話しました。

これまで小学校での対応についてお話しする機会が多かったのですが、高校生となるとまた状況が違ってきます。

講演内容を一から見直しました。

出席された先生方はみなさんしっかりと問題意識を持って参加してくださったようで、真剣に話を聞いていただけました。

聴衆が乗り気だと話す方も気分が乗ってきます。雑談も交えて90分間、楽しく講演できました。

「アレルギーをもつこどもとその家族が笑顔で充実した日々を送れるよう最大限の努力をする」というクリニックの理念に基づいた活動です。

上郡までの車窓から見える山の紅葉がきれいで、わざわざ西の果てまで行ってよかったと思える一日でした。