神戸市東灘区の小児科・アレルギー科ならばやしこどものアレルギークリニック

神戸市東灘区本山中町4丁目13番15号ご相談 078-412-7925

NAC隊長のソロ活動SOLO WORK

0歳から18歳まで

5月6月は学校健診真っ盛り。

開業小児科医ならほとんどの方が小学校または中学校の校医をしています。

NAC隊長も小学校と中学校の校医を務めています。それだけにとどまらず、こども園の園医や乳児院の嘱託医も務め、高校の健診にもお手伝いに行っています。

最近ふと、「0歳から18歳までのこどもたちの健診をしている」とう事実に気づきました。

ひとりのこどもを18年間追い続けているわけではありませんが、各年齢数十人から200人以上のこどもを健診する機会が持てている。

小児科は基本的に15歳までが対象となるので、医師が一人しかいないような地域ならまだしも、神戸みたいな都会でこのような経験が出来ているのは希少なことです。

なんらかの不調を訴えて来院される普段の外来診察と異なり、特に訴えのないこどもたちから不調の種を見つけ出す健診はまた違った緊張感があります。

年齢による体の変化も勉強になります。発達の進み具合はどれくらいまでが正常で、どこからが正常を飛び越えているのかという基準が自分の中で具体化し、普段の診療で発育について相談を受けたときにお子さんや親御さんを安心させてあげることができます。

最近の風潮として、学校健診で脱衣を行うことへの疑問を呈する声がありますが、「目で見て学べる機会」が奪われてしまうのは医師にとってもお子さんにとってもデメリットになるように思います。