神戸市東灘区の小児科・アレルギー科ならばやしこどものアレルギークリニック

神戸市東灘区本山中町4丁目13番15号ご相談 078-412-7925

お知らせINFORMATION

新たな駐車スペースを確保しました!

5月1日から、NACの来院者用駐車場が増えることになりました。

「念願かなって」という感じです。

近隣だけでなく遠方から来てくださる方も多いにも関わらず、なかなか駐車場を確保できず、ご迷惑をおかけしてきました。

新たに2台分のスペースを確保しました。

これでNACの駐車場は5台分となります。

急に確保できたのでホームページの修正やご案内のリーフレットが間に合っておらず申し訳ありません。

場所は受付でご確認ください。NACから130m、Google mapによると徒歩2分、100mの日本記録保持者が走れば13秒です。

ヴィーガンと食物アレルギー

先日、家の近くにあるヴィーガンカフェへランチをしに行きました。

ヴィーガンとは、ベジタリアンの範疇の一つで、100%植物由来の食材を食べることをライフスタイルとしている人たちのことだそうです。

一口にベジタリアンといっても肉類だけ食べない人、肉や魚や卵を食べない人、肉や魚や牛乳を摂らない人などいろいろな種類があります。

ヴィーガンは「最も厳格なベジタリアン」というところでしょうか。

つまり、ヴィーガンカフェは日本の子どもの食物アレルギーの原因として多い卵と牛乳を使用しない飲食物を提供するカフェなのです。

カフェ好きなNAC隊長、これまでにも何度かヴィーガンカフェには行ったことがありますが、いつも同じことを感じます。

曰く、「お腹はいっぱいになるんだけど、何か物足りない」。

ヴィーガンではないNAC隊長は体が動物性たんぱく質を求めてしまうのです。

決してヴィーガンの方を否定するつもりはありません。自分はヴィーガンをライフスタイルに取り入れるのは難しそうだな、という話です。

お店の方に伺うと、やはり食物アレルギーのある方が来店されることがよくあるそうですが、

ライフスタイルであるヴィーガンと、なりたくてなったわけではない食物アレルギーとは別次元のように思います。

 

 

 

6周年を迎えて

早いもので、NACは2017年4月に開院して4月1日で6周年を迎えました(正確な開業記念日は4月3日なのですが・・・)。

昨年5周年を迎えたときは、なんとなく節目かなと考えて、みなさまにノベルティをご用意しましたが、今年は何の準備もありません(申し訳ありません)。

でもむしろ、スタッフ一同、6周年の方が大きな“区切り感”があります。

0歳だった子が4月から小学生に。

小学1年生だった子が4月から中学生に。

中学1年生だった子が4月から大学生に。

こうしてみると、日本の子どもたちにとっては6年が一区切りのような気がして、今年の方がより感慨深いです。

子どもたちの成長を見守る。小児科医の醍醐味ですが、一般的な小児科クリニックであれば中学を卒業すれば「あとは内科に」となりがちです。

最近、「ここにはいつまで通っていいんですか?」と聞かれることが増えてきました。

NACはアレルギー診療を得意とするクリニックとして、高校生や大学生になっても継続して通院してくれる子がいます。

この6年間の診療を通して、『受験やキャンパスライフ、就職活動といった「人生で大切な時期」をアレルギー疾患に邪魔されないようサポートしていくのがNACの務め』

と考えるに至りました。

NAC隊長は開業なんて考えていなかったころから、日本小児科学会主催の思春期勉強会に何度も参加したり、日本思春期学会学術集会に参加したりして、思春期世代への理解を深める努力をしてきました。

小児科医だけでなく内科医でも苦手意識の強い思春期世代と向き合う準備がようやく今に繋がってきました。

「ここにはいつまで通っていいんですか?」という答えには近頃こう答えています。

 

「君が仕事に就くまで」

 

「〇歳まで」ときっちり区切りません。アレルギーがあっても社会とうまく折り合いをつけていくためのサポートをスタッフ一丸となってしていく所存です。

幼少期から通ってくれているお子さんにはいつまでも子ども扱いせず、年齢相応の接し方を心がけます。

『ならばやしこどものアレルギークリニック』という名称を変更するのはいろいろ手間がかかるので行いませんが、英語表記を

Narabayashi Allergy Clinic for children, adolescents and young adults

と変更します(ホームページもゆっくり整えていく予定です)。

もちろん、「NAC隊長うざいからもう大人の診療科に掛かりたい」という方を無理に引き留めることはしませんよ(苦笑)。