エピペンは”お守り”じゃない!!⑥
早めの対応をするには、慣れるしかない。
なんて言ってしまうと身も蓋もありません。第一、エピペンを使わなければいけないような状況を何度も経験するなんて、お子さんにしてみれば地獄です。
ではどうするか?
親御さんであれ本人であれ「もうちょっと待てるかな」と思ったタイミングが実はエピペンの使い時です。
前回お伝えした⑬の症状が出てからでは遅すぎます。
勤務医時代のNAC隊長が「もうちょっと待てるかな」と思っていた状況は、実際に日常生活で起こった場合には「もう待てない(待たない方がいい)」状況だったのです。
「もうちょっと待てるかな」がエピペンの使い時。
エピペンを“お守り”だと思っていたら、いつまで経っても危険と隣り合わせです(それじゃ“お守り”になってない)。
エピペンを親御さんやお子さんにとって本当の“お守り”にするにはエピペンをきちんと使えるようになることです。
あれ?
“お守り”じゃない!!って話だったのに・・・?
お後がよろしいようで(笑)。