神戸市東灘区の小児科・アレルギー科ならばやしこどものアレルギークリニック

神戸市東灘区本山中町4丁目13番15号ご相談 078-412-7925

NAC隊長のソロ活動SOLO WORK

Golden Week Stay Home Challenge 3

GWSHC第3回はNAC隊長です。

隊長自らに課したミッションは「小麦アレルギー対応食」。

静岡での単身赴任中にハマった自炊生活の経験から、小麦を自由に使えない食生活がどれだけ大変か頭では分かっているものの、実際に小麦除去食を作ったことがない。

当時はイタリア料理を作るのが楽しくて、パスタ、リゾット、ニョッキだけでなく、肉料理、魚料理もよく作りました。いずれも小麦とは切っても切り離せないメニューばかり。

その中から、よく作った『ミラノ風カツレツ』を、イタリア料理の有名シェフ・落合務さんの『ちゃんと作れるイタリアン』という一般向けのレシピを参考に作ってみました。

ただし、小麦粉は米粉、パン粉は米粉フレークに置き換えました。

さらに、肉に衣をまぶす前に卵液に浸しますが、この卵も卵黄のみの使用としましたので、「卵白アレルギー」にも対応しています。NACに来てくれている卵アレルギーのお子さんのほとんどが卵黄は食べられますから、大丈夫ですね。

この『ミラノ風カツレツ』は豚ヒレ肉の塊をビール瓶などでひたすらトントン叩いて薄く延ばす(こうすることで肉が柔らかくなるのです)工程がとても面白く、この作業をお子さんに手伝ってもらうのも楽しいですよ。

小麦除去食を作り慣れている親御さんから「米粉フレークは揚げ油に漬けるとはがれやすい」と伺ったのですが、カツレツはフライパンに薄く引いた油で揚げ焼きにするので、問題ありませんでした。

このレシピのポイントは、「パン粉に同量のパルミジャーノ・レッジャーノチーズを混ぜる」ところなので、この点が牛乳アレルギーに対応出来ません。これが美味しさの秘密なので、ここだけは譲れなかった・・・。

食べてくれた妻の感想は、「小麦を使ってないことが気にならないくらい普通に美味しい」というものでした。NAC隊長も同じように感じました。

5段階評価でのお勧め度はもちろん「5」です。