神戸市東灘区の小児科・アレルギー科ならばやしこどものアレルギークリニック

神戸市東灘区本山中町4丁目13番15号ご相談 078-412-7925

お知らせINFORMATION

2025年のソロ活動まとめ

普段の診療業務以外に、講演活動や学会発表をしています。今年は2件の執筆依頼もあり、活動の幅が広がりました。

先日開催された東灘区民健康講座での講演が今年の締めくくりとなりました。2025年はなんだかいっぱいおしゃべりしたような気がしたので、発表記録を作成してみました。()内は対象もしくは発表場です。

 

講演活動

2月9日 第24回近畿小児アレルギーケア研究会(小児アレルギーエデュケーター資格を持つ看護師)

2月15日 東灘区医師会病診連携学術集団会(研究会発表)

3月14日 大塚製薬アトピーwebセミナー(医師)

4月23日 鳥居薬品講演(製薬会社社員)

6月15日 日本小児科医会総会フォーラム(学会発表)

7月23日 青陽須磨支援学校(教職員)

8月20日 丹波市教育委員会講演(教職員)

8月27日 兵庫県教育委員会講演(養護教諭)

9月6日 神戸市東部皮膚科小児科カンファレンス(皮膚科医・小児科医)

11月14日 東灘区民健康講座(一般区民)

執筆活動

神戸新聞 ナッツ類のアレルギーについて

医師会発行「健康と笑顔」 ハチアレルギーについて

 

一般的に多くの開業医が診療一辺倒となりがちなところ、開業して8年以上経つのに、まだまだこんなにおしゃべるする機会を与えてもらっているのは大変光栄なことです。どの講演や発表も高評価をいただいていることも励みになっています。

こうした活動を日々の診療にフィードバックしているので、毎日本当に楽しく、前向きな気持ちで診療できています。ありがたいことです。

第74回日本アレルギー学会に行ってきました。

10月24日(金)と25日(土)は休診としまして、東京で開催された日本アレルギー学会学術集会に参加してきました。

金、土、日の三日間、みっちりお勉強です。

今回は、たくさんの新しい知見を学び、新しい人脈も得ることが出来、実りの多い機会となりました。

友人・知人との雑談では、この先発表されるであろう新しい事実を伺い、来年の学会も楽しみになりました。

学会参加は新しい知見を得るだけでなく、転居されるご家族に“顔の見える紹介”を提供すべく人脈を広げる機会でもあります。

大きな刺激を受け、明日からの診療に還元していければと思います。

 

かゆみのない世界を目指して

改めまして、ならばやしこどものアレルギークリニックはアレルギー疾患の診療を得意とする小児科クリニックです。

アレルギー疾患のひとつと考えられるアトピー性皮膚炎をたくさん診ています。

この疾患はなかなか治らないと考えられていますが、乳児期から診ていると、3歳までに“治った”と感じられる状態になる子、中学生になってずいぶん軽症化したと感じられる子など、必ずしも「一生つづく疾患」ではないのかも?と感じます。

一方、皮膚科の先生は20代以上の大人のアトピー性皮膚炎をたくさん診ておられます。この疾患はなかなか治らないと感じておられるようです。

そんな中、御影で皮膚科クリニックをご開業されている田村先生にお声がけいただき、小児科と皮膚科合同の勉強会を開催しました。

田村先生の「アトピー性皮膚炎をドラッグフリーの状態にしてあげたい」という思いはNAC隊長とも共通するものですが、果たして可能なのでしょうか?

まだ答えが出ていませんが、「かゆみのない世界を知ってもらいたい」というのがNAC隊長とNACスタッフの共有する思いです。

近年、生物学的製剤という新しい薬が開発されてアトピー性皮膚炎のかゆみがかなり軽減出来る(人によっては「かゆみがなくなる」)ようになってきました。

軟膏を塗る、という基本的な行為は継続しなければなりませんが、これらは親御さんやお子さん本人にお任せするしかない治療です。

一方、生物学的製剤は注射薬であり、我々医療者が投与する薬剤です。言うなれば、ようやく医療者もかゆみの軽減に参加出来るようになったということです。

アトピー性皮膚炎がある子ども達が日々感じているかゆみをかなり軽減出来る治療なのですが、いざ始めるとなると、「注射」ってことに躊躇してしまうお子さんもいるのでしょうね。

その気持ちはわかります。でも一歩踏み出す勇気も必要です。

その勇気はどうすれば芽生えるのでしょうね・・・。