臨床研究に関するお知らせ
「臨床研究」なんて物々しい用語が飛び出してきてしまい申し訳ありません。
アレルギー診療に大きく力を入れているNACでは、たくさんのお子さんを診察する経験を目に見える形にして日本の(できれば世界の)アレルギー診療に貢献したいと考えています。
開院5周年を迎え、そろそろ経験値も高まってきましたので、NACで行っている食物経口負荷試験という検査(保険診療として認められている検査です)に関してまとめてみようと思い立ち、その成果を秋に行われる学会で発表しよう考えています(論文にすることが出来れば上出来です)。
そこで皆さんにお知らせしなければいけないことがあります。すでに行った結果をまとめたものですので、今から何かをお願いするわけではありません。
実際、この成果のおかげでNACの看護スタッフは食物経口負荷試験に対して焦らず落ち着いて取り組めるようになりました。
ならばやしこどものアレルギークリニックを受診された皆様へ
当院では下記の臨床研究を実施しております。
本研究の対象者に該当する可能性のある方で診療情報などを研究目的に利用されることを希望されない場合は、下記問い合わせ先にお問い合わせください。
研究課題名 | 鶏卵・牛乳・小麦の単回経口負荷試験における症状出現時間の遅速に関する検討 |
当院の研究責任者 | 楢林 成之 |
他の研究機関及び各施設の研究責任者 | 他の機関への資料・情報の提供はありません |
本研究の目的 | アレルゲン食品を摂取してから症状が出るまでの時間に違いがあるかどうかを明らかにすることで食物経口負荷試験の安全性を高める |
調査データ該当期間 | 2017年5月〜2021年5月 |
研究の方法
(使用する試料等) |
検査結果を診療記録より抽出 |
試料・情報の他の研究機関への提供及び提供方法 | 他の機関への資料・情報の提供はありません |
個人情報の取り扱い | 利用する情報から氏名や住所等の個人を直接特定できる情報は削除いたします。また研究成果は学会等で発表を予定していますが、その際も個人を特定できる情報は利用しません |
本研究の資金源
(利益相反) |
本研究に関連し開示すべき利益相反関係にある企業等はありません |
お問い合わせ先 | 電話:078-412-7925
ならばやしこどものアレルギークリニック 担当者:楢林成之 |
備考 | 研究に同意しないことまたは同意を撤回することによって不利益な取り扱いを受けることはありません |