神戸市東灘区の小児科・アレルギー科ならばやしこどものアレルギークリニック

神戸市東灘区本山中町4丁目13番15号ご相談 078-412-7925

お知らせINFORMATION

Golden Week Stay Home Challenge 4

<NAC隊長のソロ活動 番外編>

救護班M隊員のGWSHCです。

「食物経口負荷試験をして卵が食べられることがわかっても、今まで卵を除去していたために黄色い食べ物を嫌がって食べてくれない」という親御さんの相談が多いことから、卵除去中でも普段から卵を使用しているかのような黄色い食べ物に慣れておけば、除去が不要になった後もお子さんに不安なく食べてもらえるのではないかと思って、『オムライス風』というメニューを作ってくれました。

参考にしたのは、ニッポンハム食の未来財団の『食物アレルギーに向き合う美味しいレシピ集』です。

「薄焼き卵風」は、皮と種を除いたかぼちゃ60gを温めてからつぶして上新粉16gと片栗粉16g、調整豆乳120gを泡立て器でよくまぜて、フッ素加工をしたフライパンに流し入れ、表面がしっかり乾いたら出来上がり。

ポイントは、上新粉を使っているためフライパンに流し入れる際に薄く流し入れないとお餅みたいになってしまうことだそうです。

中に包むケチャップライスはお好みの材料で構いませんが、ケチャップの味付けをしっかりつけておいた方が美味しいようです。

食べた家族の感想は「かぼちゃの味があまり感じられず、ほんのり甘い薄焼き卵みたいでいい」「本物のオムライスを知っている人には食感が全く違うが、オムライスを食べてことがない人にとっては違和感ないのでは?」でした。

お勧め度は「4」。

Golden Week Stay Home Challenge 3

GWSHC第3回はNAC隊長です。

隊長自らに課したミッションは「小麦アレルギー対応食」。

静岡での単身赴任中にハマった自炊生活の経験から、小麦を自由に使えない食生活がどれだけ大変か頭では分かっているものの、実際に小麦除去食を作ったことがない。

当時はイタリア料理を作るのが楽しくて、パスタ、リゾット、ニョッキだけでなく、肉料理、魚料理もよく作りました。いずれも小麦とは切っても切り離せないメニューばかり。

その中から、よく作った『ミラノ風カツレツ』を、イタリア料理の有名シェフ・落合務さんの『ちゃんと作れるイタリアン』という一般向けのレシピを参考に作ってみました。

ただし、小麦粉は米粉、パン粉は米粉フレークに置き換えました。

さらに、肉に衣をまぶす前に卵液に浸しますが、この卵も卵黄のみの使用としましたので、「卵白アレルギー」にも対応しています。NACに来てくれている卵アレルギーのお子さんのほとんどが卵黄は食べられますから、大丈夫ですね。

この『ミラノ風カツレツ』は豚ヒレ肉の塊をビール瓶などでひたすらトントン叩いて薄く延ばす(こうすることで肉が柔らかくなるのです)工程がとても面白く、この作業をお子さんに手伝ってもらうのも楽しいですよ。

小麦除去食を作り慣れている親御さんから「米粉フレークは揚げ油に漬けるとはがれやすい」と伺ったのですが、カツレツはフライパンに薄く引いた油で揚げ焼きにするので、問題ありませんでした。

このレシピのポイントは、「パン粉に同量のパルミジャーノ・レッジャーノチーズを混ぜる」ところなので、この点が牛乳アレルギーに対応出来ません。これが美味しさの秘密なので、ここだけは譲れなかった・・・。

食べてくれた妻の感想は、「小麦を使ってないことが気にならないくらい普通に美味しい」というものでした。NAC隊長も同じように感じました。

5段階評価でのお勧め度はもちろん「5」です。

Golden Week Stay Home Challenge 2

<NAC隊長のソロ活動 番外編>

医療事務班S隊員のGWSHC(Golden Week Stay Home Challeng)

S隊員が取り組んだミッションは「卵・牛乳・小麦を使わない」。一般的な調理でよく使う卵、牛乳、小麦を使わないメニューを味わってみたいとのことで、大人もこどももおいしく食べられそうで見た目が華やかなレシピ、ということで『韓国風海苔巻き』を作りました。

参考にしたのは例によって環境再生保全機構のホームページにある『食物アレルギーの子どものためのレシピ集』です。

材料(大人2人分+子ども1人分)

ご飯:400g
ごま油(油)(1):小さじ1
塩:小さじ2分の1
白ごま:小さじ2
にんじん:3分の1本
たくあん:30g
ほうれん草:2分の1把
牛こま切れ肉:100g
A
砂糖:大さじ1
すりごま:大さじ1
にんにくすりおろし:小さじ1
しょうゆ:大さじ2分の1
油(ごま油)(2):小さじ1
のり:大2枚

作り方

  1. ご飯にごま油(1)と塩、白ごまを混ぜて冷ましておく。にんじんは皮をむいて5mm角のスティック状に切りゆでる。たくあんも5mm角のスティック状に切っておく。ほうれん草は塩水でゆで、冷水にとってしぼり、キッチンペーパーなどで水気をよくきる。
  2. ポリ袋にAを入れて混ぜ合わせ、牛肉を入れてもみ込む。15分程度浸けて下味を付ける。フライパンに油(2)をひき、肉を炒める。
  3. まきすにラップを敷き、つやのない裏面が上になるようにのりを広げる。巻き終わり(奥)の部分を1~2cmあけて、全体にご飯を薄く広げる。中心に具を順番に並べ、巻き始めと巻き終わりのご飯がくっつくようにぎゅっと巻き込む。
  4. ラップを巻いたまま、少し時間をおいてのりをなじませる。のりがなじんだら、水をつけた包丁で、食べやすい厚さに切る。

素直にレシピ通りに作ったそうですが、確かに華やかな見た目で美味しそうですね。

家族の評判も上々で、お勧め度は5段階で「5」だそうです。